中国人観光客ビザ、5月からオンライン受け付け

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 政府は、5月から中国人観光客の査証(ビザ)申請をオンラインで受け付ける仕組みを導入する。ビザ発給業務の効率化を図り、東京五輪・パラリンピックが開催される2020年までに訪日観光客を4000万人に増やす目標の達成を目指す。

 外務省によると、オンライン申請の対象は、1回限り有効の短期滞在ビザ(90日以内)で、旅行会社を通じて申請し、北京の日本大使館が発給する。20年4月までに上海や広州などの総領事館でも対応可能とする。

 20年4月には電子ビザを導入し、旅券に貼付するビザシールも廃止する方針だ。ビザ情報は、入国管理局や航空会社とオンラインで共有する。シール代など年間約5億円の経費削減が見込まれるという。

 15年に中国人のビザ発給要件を緩和して以降、国別の訪日客は中国がトップを維持しており、18年には約838万人に達した。ビザ業務が在外公館の負担となり、発給が遅れる懸念が高まっていた。オンライン申請の導入で、在外公館窓口での受け付けや担当職員によるデータ入力が不要となり、業務軽減が期待される。

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⏰ Last updated: May 02, 2019 ⏰

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